卒業しました。


大阪芸術大学通信教育部デザイン学科を卒業しました。

ついさきほど卒業判定通知書が送られてきて
中身を確認して安堵しました。

2001年10月から、丸5年。

自分の創作物のレベルアップを図りたいと思いながら
なにから初めてよいのかわからず右往左往し
そんな時にこの存在を知り、半年悩んで入学を決意。
当時まだ会社員でした。

5年間、いろいろありました。

父が間も無く亡くなり、会社を辞めてからは生活も厳しく
派遣社員やバイト、イラストの仕事に絵画教室の講師など。
それらの合間に大学生としてのスクーリング受講や
レポートの作成。

一体何足のわらじを履いているのだろうと思いながら
3年間は年365日休みらしい休みも無く過ごしました。

結局どうしても単位が足らなくて
情けなくも1年留年してしまいましたが
結果無事卒業できて本当によかった。

卒業することが目的ではありませんでしたが
何度もあきらめかけただけに
やはり確かに「やったのだ」という証しは重要に思います。

この大学で学んだこと、知り合えた人々との出会いは
確実に僕の今後の創作活動にいい影響を与えるのだ、
という確かな手ごたえを感じています。

ふと、高校卒業後、社会にすぐ出ざるを得なかった僕が
文集に残した言葉を思い出しました。

「あきらめないで、がんばろう!」


これからも、その気持ちを持ち続けて行きたいです。

悲しい近況報告と本のレビュー。


このところ多忙で、がんばっていたのですが
がんばりすぎたらしく、腰とライフラインである右腕を故障してしまいました。
しばらく接骨院通いになりそうです。ショボン・・・。

8月に東京都中野区に東京事務所をオープンしまして
事務処理や作業ができる環境が増えました。
先日の堀江裁判なども東京事務所あったればこそ受注できた仕事でした。
おかげで東京→和歌山をいったりきたりな生活なのですが
移動時間が多いと本がたくさん読めてうれしいです。
さいきんいろいろ読んだので
簡単にレビューしたいと思います。

■「誰?who am I?」 渡辺謙 ★★★★★
大好きな映画「明日の記憶」の撮影日記のような本なのですが
渡辺謙の仕事に対する真摯さや、信条などが伝わってきて
読んでいてとても心地よかったです。
「病気に対する描写が綺麗すぎる」という批判もあったそうですが
さまざまな思惑があってこの描写に至った経緯なども分かって
裏話が好きな僕にはたまらない一冊でした。
渡辺謙がますます好きになりました。

■「国家の品格」 藤原正彦 ★★★★☆
言わずと知れた話題作です。かなり面白く読めます。
半分ギャグ本ではないかと思っています(笑)
普遍的といわれるグローバリゼーションに対する批判が
「チューリップは確かに美しいが、世界中の花をチューリップに
するわけにはいかない」と非常に明確な例えで綴られている辺り
共感を覚えます。

■「本気で言いたいことがある」 さだまさし ★★☆☆☆
さだまさしは大好きな歌手のひとりですが、この本は
あまりにもステレオタイプな意見が多くて序盤はうんざりしてしまいました。
「昔は町内にカミナリオヤジがいたけど、今はいなくなったから云々」みたいな
そんな語りつくされて手垢のついた手法の現代批判をこの人の文章で
みたくはなかったというのが正直なところです。後半の唄創作の
裏話はとても面白く読めました。

■「人は見た目が9割」 竹内一郎 ★★☆☆☆
これは容姿端麗な人間が得をするとか、そういう話ではなく
人と話すときでも、その人の姿勢とか表情で9割の情報が
相手に伝えられているというビュジュアルコミュニケーションのお話です。
自分の話を聞いている相手が身を乗り出していいたら「よく聞いてくれてる」
イスにもたれていたら「あまり聞いていない」とか。
読み終わって思ったのですが、全部あたりまえのことでした(笑)

■「感動をつくれますか?」 久石譲 ★★★★★
ご存知ジブリ作品や武作品の音楽を作っている作曲家です。
この人の音楽はとても好きですが、この人について今までちっとも知らずに
いました。この本を読んでびっくりです。
超絶タカ派毒舌オヤジでした!!
読んで共感すること多々。爽快な一冊で是非オススメします!

■「美しい国へ」 安部晋三 ★★★★☆
時期総理の処女本だそうですが、文章はわかりやすく
この人が普段おもっていることが明確に伝わります。
テレビをみているときの印象そのままの感じです。
真面目な感じでいいんじゃないでしょうか。嫌いではないです。
今のところ。

■「いわゆるA級戦犯」 小林よしのり ★★★★☆
よく調べて描いているなぁという感じ。非常に勉強になります。
いつものゴーマンさが無いだけでも、読みやすいんじゃないでしょうか。
意味も知らないで「A級戦犯」という言葉を使っている人には
是非読んでもらいたいです。

■「皇室入門」 渡部昇一/こやす珠世 ★★★☆☆
読んでみたけど、特に目新しい情報はありませんでした。
本当に入門編ですね。絵も綺麗だし、漫画なのでわかりやすくて
いいと思います。もうすこし歴史の流れを感じれるつくりになって
いればいいのになとは思いました。

■「世界の日本人ジョーク集」 早坂隆 ★★★★☆
これかなり笑えます。諸外国から日本がどうみられているのかが
わかるジョークが多く、いわゆる真面目・勤勉・お金持ちという偏見の
カタマリだったりするわけですが、こういうの大好きです。

■「文豪ナビ太宰治」 新潮文庫 ★★★☆☆
太宰治大好き人間な僕のような人にはたまらない一冊です。
若干美化しすぎてる感もいなめませんが、一旦惚れれば
あばたもえくぼ。この人の文学の魅力について熱く語る
人々の文章に共感とはずかしさを覚える一冊です。

■「手紙」 東野圭吾 ★★★★★
「白夜行」以来読むのは二冊目ですが、この人の文章も
とても心地よく心に届きます。殺人を犯してしまった兄、
その弟におくられてくる手紙はもう涙なくしては読めません。
読書中、「世の中に悪い人はいません。悲しい人がいるだけです」
という某写真家の言葉が思い出されました。
とても重い気持ちになりますが、人間について、社会について
犯罪についての作者からの問いかけが、深く考えされられる
感動名作だと思います。近く映画化されるそうですが
こちらも楽しみです。

ちかごろ読んだのはこんなところでしょうか。
ひょっとしたら抜けてるのもあるかも・・・
昨日、東野圭吾の新作「赤い指」を買ってきました。
これから読むのがとても楽しみです。

堀江貴文初公判。


観てきました。
普通におでぶさんに戻っておられました。
検察側が下を向いてボソボソ喋る一方
弁護士側が胸を張って堂々たる主張。
恐ろしくヤリ手(いい意味ではなく)という感じで
実に対照的でした。

61席の傍聴席確保に2000人以上並ぶという
異例の事態でして、僕も並びましたが外れました。

15時間ほど絵を描いてましたので
右手がとても痛くなりましたが
なんとか放送に間に合ったみたいでよかった。

なんだか専門用語が多く、
裁判内容が難しくてよくわかりませんでしたが
弁護士らの主張を要約すれば

「宮内が悪い。あいつ最悪。堀江はわるくないよ
知らなかったんだし。マジ堀江ってば無罪。
検察の言うことは完璧間違ってる。
っていうかそれ全部宮内の仕業。
おまえらの言ってることは幻想妄想ッ!
宮内がぜぇ~~~~んぶ悪いィィィィイイイイイ!!!

というような内容でした。
弁護士さんは「俺の言ってることが一番正しい」
と信じて疑わない姿勢の人が当然多いわけですが
ここまで露骨かつ徹底した人らを
初めてみました。
ものすごく嫌味な物言いでしたが
優秀な方たちなんでしょうね。

トンボ帰りで和歌山に戻ると
予想を上回る最低な出来事が待ち構えておりました。

なんで僕の周りにはこんな醜悪な人間たちが多いのだろう。
人間のクズ相手にどう対処すればよいのだろう。
久しぶりに上げた怒声に、自分でびっくりしてしまった。

近いうちに、僕が弁護士の世話になりそうな気配がします。
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

最新コメント
最新記事
カレンダー
08 | 2006/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター