映画「手紙」の試写会


に、行ってきました。
ある日本屋さんで文庫を買ったとき、試写会への
応募チラシをもらったので、特に期待もせず名前と住所を
書いて送ったら、なんと当選ハガキが送られてきましたので、
今回公開少し前に見れるチャンスをいただけました。
ラッキーでした!(←こんな台詞をこの日記で書くことがあろうとは!)

いやぁ、よかったです。
山田孝之くん大熱演です。

両親の居ない極貧兄弟の物語なんですが
兄が出来のいい弟の大学進学費用を捻出すべく
運送会社で働きすぎて腰を痛めてしまって、労働できなくなってしまい
ついに「お金持ちからなら少しくらいもらってもいいよね・・・?」
という考えの下に大邸宅に泥棒に入るんですが
そこは素人仕事、見つかってしまって謝ってお金返そうとするも
誤って殺人してしまうという悲しい事件。

が、冒頭にありまして、その服役囚お馬鹿な兄と
賢い弟との手紙のヤリトリがメインなのですが
これがもう涙なしには見られません。

「加害者の家族」というだけで
どれだけ理不尽な差別を受けるか。
人生にどれほどの弊害をもたらすか。

でもこの物語のいいところは
「悪人」が出てこないところです。
「世の中に悪い人はいない。悲しい人が居るだけだ」
と、そういう気持ちにさせてくれる
凄惨ながら陰鬱ではなく、むしろ爽やかさを持って
「救い」のある物語になっています。
(しつこいようですが、物語にはやっぱりこの「救い」がほしい!)

東野圭吾の原作が好きだったのですが
この映画はその良さをしっかり出せていると思います。

弟、直樹が目指していたものが原作では「ミュージシャン」
映画では「お笑い芸人」というアレンジがありましたが
それはそれで動きがあってよかったし
ラストでそれが生きてくるという実りあるアレンジになっていて
特に不満は無かったです。

邦画でここまで満足した気分で劇場を後にできたのは
最近では「明日の記憶」くらいでしょうか。

東野渾身の社会派作品!などといわれていますが
まあ、純粋にエンターテイメントとして面白いので
年代問わず幅広くオススメできる一作です。
是非!

「ちょっといいところ」の紹介。


さいきん、知ってよかったなーと思った「ちょっといいところ」が三つあります。
思いっきりローカルネタなので和歌山界隈にお住まいの方には
お役にたてるかも。

■「せんなん里海公園
和歌山じゃないんですが、南大阪のほうでみさき公園の近くあたり。
大阪に向かう電車の中で、ひときわ整備された公園が見えて
「一度いってみたいなー」と思っていた公園に
先日足を運んでみました。
ちょうどその日が快晴だったこともあり、
緑多く、海近く、風心地よく、すばらしい環境でした!

バーベキューをしている家族連れや
バトミントンやフリスビーに興じる微笑ましい親子、
色とりどりな遊具に戯れる子供たちとその笑い声。

こういう風景を見るのが嫌で嫌でしょうがなかった時期が
僕にはあったのですが、
今はずいぶん違った目で見ることができるということに
気づきました。

悩み一つ無さそうに笑顔を見せる家族たちは
見るからにとても幸せそうだけれど、
本当に「幸せな家庭」などこの世にあるのか?
という懐疑的な眼差しの片鱗は
昔も今も僕の瞳に健在ではあるのですが。

細長い公園を往復して2.5km弱といったところです。
駐車料金が少々いりますが
でもそれだけにトイレなどもキレイに保たれていて
本当に散歩コースにはもってこいないい場所を見つけました。

■インド料理屋さん「パンジャブ」
国道26号線を和歌山から大阪に向かう際、梅原の交差点の
手前くらいの左側にある小さい小さいインド料理屋さんです。
僕が見かけただけでもインド人のシェフの方が
6人もいらっしゃいました。
とても美味しくて、お昼も夜もお世話になりました。
カレーはナンで食べることをオススメします。
カリっとしているのにふわっとしていて、そのクセもちっという歯ごたえ・・・
・・・・食べたくなってきました。

■焼き鳥屋さん「日比谷 鳥こまち」
和歌山県庁の近く、県民文化会館の西側にある
小さな焼き鳥屋さんです。
いままで焼き鳥というと
ダントツで「秋吉」に軍配があがっていたのですけれど
ここの「秘伝のタレつくね」を食べて
考えが変わりました。
うまい!
歩いて10分のところに、いい焼き鳥屋さんができたなぁと
喜んでいます。
とても小さな店で22席しかありませんので
予約をオススメします。


・・・ホンの少し紹介するつもりが、結構書いてしまった。
こうやって、いいところを見つけたら
また紹介したいと思います。
小さなことでも何度も何度も反芻して喜ぶクセをつけておけば
それなりに幸福感のようなものを味わえるかもしれない。
それを誰かにおすそ分けできれば
僕は満足です。きっと。

いつものことなんだけど、


消し去りたい過去の出来事。
あの嫌な面々とは縁を切ったハズなのに
夢の中では悠然と生きていて
相も変わらず僕を不快にさせてくれる。

嗚呼、Mind Assassinが居てくれたなら!
28以前の記憶を白紙にしてほしい・・・

目覚めた後、ドッと疲れ押し寄せる月曜の朝。

またも本のレビュー。


多忙だった日々の数少ない娯楽は読書でした。
幸い本屋さんが近くにあるので気分転換にぶらりと
足を運ぶくらいのことはしていました。
結構読んだ本が溜まってきましたから
また性懲りもなく簡単なレビューなど。

■「陰日向に咲く」 劇団ひとり ★★★☆☆
言わずと知れた劇団ひとりの処女小説です。
なんとも稚拙な文、オチの無い話が続く
オニムバス作品なんですが、振り込め詐欺の
話だけはなかなか笑いながら読めました。
劇団ひとりは奇しくも僕と生年月日がまったく同じなので
なんとなく注目している芸人ですので読んでみた次第です。

■「赤い指」 東野圭吾 ★★★☆☆
小学生の女の子が殺されるお話で、気分が悪かったです。
犯人の中学生ロリコン男子とそれを庇おうとする両親、
この救いようも無い家族と凄腕刑事、加賀恭一郎の
家族の対比が面白かったです。

■「悪意」 東野圭吾 ★★★☆☆
人気作家が殺されるお話で、すごく面白いミステリーなのですが
タイトル通り、ものすごい悪意に満ち満ちた作品で
救いようがないラストにはちょっとションボリしてしまいます。
僕は物語にはどうしてもどこかに「救い」を求めてしまいます。
「救い」が無いのは現実だけで十分ですから。

■「変身」 東野圭吾 ★★★☆☆
脳の部分移植手術をした主人公が徐々に性格に変化を
きたしてしまう物語。途中までは割りと爽やかに読める作品ですが
後半の展開がグロテスクで気分が悪くなりました・・・。
あまりオススメはしません。

■「あの頃ぼくらはアホでした」 東野圭吾 ★☆☆☆☆
ちょっとミステリ作家とは思えないほど文章が稚拙です。
エッセイにしたってもっと書き方の工夫をすべきで
まあまあ面白いのですが、オチの無い(もしくは極めて弱い)話が
多くて、「ちょっと面白い素人のブログ」程度の
文章力だな、と感じてしまいました。
あと、自らの万引き行為を「皆やってたから罪悪感は無かった」と
さらっと描いていますが、このあたりに激しい嫌悪を覚えます。

■「黒笑小説」 東野圭吾 ★★★☆☆
つまらないテーマの二流お笑い小説の集合作品です。
まあそういったつまらなさを敢えて強調しているようですが
「ふーん」という話が多いです。「笑わない男」や売れない作家の
話は結構笑えました。作中に出てくる名作「虚無僧探偵ゾフィー」を
是非読んでみたい!(笑)

■「容疑者Xの献身」 東野圭吾 ★★★★★
直木賞を受賞した作品です。タイトル通り、犯人の献身ぶりが
主題なのですが、これがもうトリックも見事でラストは
涙なくしては見れません。(電車でラストを読んで恥をかきました)
かなり面白い感動大作です。

■「探偵ガリレオ」 東野圭吾 ★★★☆☆
「容疑者Xの献身」があまりに面白かったので、その登場人物
草薙刑事と天災湯川助教授が初めて登場した本作を読んで
みました。まあまあ面白いショート作品のあつまりです。

非常に分かりやすいと思うのですが、ご覧の通り東野圭吾に
ハマりきっています。
いろいろ移動時間も多いので、こういう風に本にハマっている間は
なにかと都合がいいです。移動が苦痛から楽しみに変わりますから。

明日はお休み!


7月あたりからずっと
嬉しいことにお仕事をたくさん頂いており
生まれて初めて
「忙殺」
という言葉の真の意味を理解した気がします。

睡眠は6時間確保するように毎日注意がけ
外食をなるべく控えて夜はクッキー(ダイエット用)
朝起きたら接骨院で腰と右腕をヒーリングし
就寝前まで作業という日々が続きましたが
今日ようやく抱えていた仕事のほとんどが片付き
明日は実に10月最初の休日ということになりそうです。
長かった~!

こういうとき、
自分の労働が全て
目に見える形あるものであることが
うれしく思えます。
あらためて見返してみて
「ああ、これだけ描いたのだなぁ」
と実感できるからです。

とにかく
明日は一日休む!
ギターのゲージを張り替えて
心機一転しよう。
大阪出張の時に阪急で買った
お気に入りのカバンをぶらさげて
秋空の下
緑の空気を吸いに行こう!
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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