久しぶりにスーツを購入。


少し前、さるお方の結婚式二次会へのお誘いを受けまして、気分よく過ごしていたのですが、詳細を伺うと「フォーマルな装いでお願いします」とのこと。ス、スーツですか。

スーツ持って無いんです、僕。東京には。二次会だと思って油断していました。

そんなわけでさっそく洋服屋さん(背広屋さん?呼び方わかんない)へ行ってきました。今回のため、というよりは、一着くらい東京に置いておいたほうが後々便利かなぁと思いまして。会社員時代以来、久しぶりに入る洋服屋さんは勝手がわからず、ウロウロしていましたら、店長と思しき初老で小柄な方から「どういったものをお探しですか?」と声をかけられました。事情を説明すると、「それならこちらに」と案内されて一着オススメのを着せられたのですが、これがスーツと思えないくらいに着やすく、動きやすいのです。おお、しばらく見ないウチに洋服業界(?)も進化を遂げたのだなぁと思って「これいいですね~」なんて談笑していたのですが、値段を見て納得。そりゃ着心地いいわ、という価格帯でした。

「もっと安いのお願いします」と率直に言うと、いろいろと案内され、「今は二つボタンが主流です」なんて言うのです。僕が最後にスーツなんて買ったのいつだっただろうか・・・と思いを馳せると、軽く7~8年前だと分かり、「あの当時は三つボタンが最先端と言ってましたよ」と僕が言うと、「フッ、そうですね~そんな時代もありました」と微妙に鼻で笑われました。「今でもビジネスのシーンでは三つボタンは使われてますけどね」とのこと。「ダブルなんて今はあまり無いんですか?」と聞くと、「いや~もうほとんど無いですね~、メーカーがそもそも作ってません」といいます。フムフム、勉強になるなぁ。スーツの絵を描くときの参考にしよう、と思いました。仕事で時代錯誤な絵は描けませんからネ。そういえば僕が和歌山に持ってる四着のうち三着はダブルでした。次のブームが来るまでは着れないなこりゃ。

気に入ったのを見繕って試着すると、ウエストサイズがずいぶんと大きいのです。「大きめに作ってあって、仕立てるんです」と店長(仮)。はて?僕前に買ったときは裾だけだったような?と思って「前はほとんどのスーツに調整するアジャスターがあったと思うんですが」というと、「フフッ、そういうのが流行った時期もありましたねー。毎日スーツをお召しになられるサラリーマンの方から、『壊れやすい』、と苦情がたくさん来て、すぐ無くなりました。」とのこと。なるほどと勉強になるんだけど、いちいち鼻で笑われると初老の方に老人あつかいされてるようで妙な気分になりました。

「お客様、神戸のご出身ですか?私の友人の神戸の方に発音が似ておられるので」
関西人から言うと神戸と和歌山ではずいぶん方言もイントネーションも違うのですが、関東人の方には同じに聞こえるらしいです。
「いえ、和歌山なんですよ」
「和歌山・・・ああ、あの四国の」
まただ!と思いました。東京に来てから和歌山=四国という図式が脳に刻まれてる方とたくさん出会いました。何度目だろう。そもそも何故四国と間違うのか、と思って考えましたところ、和歌山=有田みかん=みかん=みかんといえば愛媛=愛媛は四国=和歌山といえば四国、という流れで勘違いされる方が多いのではないかという持論を持つに至りました。

そんなわけでスーツ購入。シャツも買わないと、あ、ネクタイもだ、ベルトも、靴も、といろいろそろえますと結構な金額になりました。が、もちろん必要経費です。ちょうど時期が時期でしたので就職活動フェアなるものが催されていて、思ったより安く買えたのがよかったです。

スーツ・・・この憂鬱な服装。着づらいわ動きづらいわ値段は張るわで一体どこに利点を見出せばいいのかわからない代物です。これを毎日着ないといけない仕事に就かずによかったなぁと心から思います。スーツの利点、といえば一点だけありました。それは「痩せて見える」ということです。これは嬉しい。僕は正直言って余裕でメタボを名乗れるほどの体型なのですが、スーツを着ると不思議なくらいそれが隠れて見えます。
さっき試しに着てみたので証拠写真をペタリ。
ちなみにメタボが一番あらわになる装いは、ローライズのジーンズにTシャツ、つまり夏場の僕のスタンダードです。ぎゃー、夏が来るまでに痩せなきゃ!(って毎年言ってる)

ギター動画アップしてみました。


もうだめだ・・・もう受注できない・・・。
そう思って、断腸の思いで大きなお仕事を2つ断りました。これでなんとか現在受注分を締め切りに間に合わせることができる・・・と思っておりましたら、相次いで現在のお仕事がキャンセル、または保留ということに相成りました。なんでー!?

仕事って被るときは被るものですが、まさかキャンセルも被るものだったとは。

こういうタイミングの悪さというのを日々痛感しながら生きてます。朝晴れてて、昼でかけると雨になり、夜帰ってくるとピタリと降り止む、という類の出来事が日常茶飯事です。家の電話が鳴ると同時に携帯も鳴る、とかもしょっちゅうです。なんなんでしょうね、コレ。

そんなわけで時間が少しだけできました。今年初ののんびりタイムです。これは神様が休めと言ってる証拠だと解釈して、ふらりと吉祥寺あたりに出かけますと、春物のナイスな服や靴が僕を魅了し、大量の買い物袋を両手に帰ってくることになりました。これが世に言う「ヤケ買い」というやつか・・・と身をもって知りました。こないだもギターケースを新調したり、楽器関係のアクセサリをネットで買いあさったばかりだというのに、この散財っぷり。やっぱりストレスがたまっていたのでしょうか。

今日は空が晴れていてぽかぽかと暖かかったので、そのお気に入りのギターケースを片手に、久しぶりに公園で演奏しようと思って出かけました。お気に入りのジャケットに、ピカピカの靴。春の風を感じながらお気に入りの曲を弾こうと思って、いつもの武蔵国分寺公園に足を踏み入れますと、空気が一転、どこから沸いたのか空には一気にドス黒い暗雲が立ち込め、太陽はその姿を消し、さっきとはうって変わった冷たく強い風がビュービュー吹き荒れます。またか!またこのタイミングでか!と思うも折角来たので寒の戻りを思わせる冷風を頬に受けながらギターを弾いてきました。
それでも音量を気にしないでギターを弾くのは楽しいです。数曲弾いたあたりで身体が冷えてきたこともあり、原付に乗って公園を後にしました。するとまもなく雲が晴れ、青空が戻り、あっという間にぽかぽか天気に逆戻り。家に着いたころには完全に晴天でした。なんていうか、ここまでくると見事です。

先日、ギター演奏をケータイの動画機能で撮ってみました。画質も悪ければ音も悪く、ついでに演奏も上手じゃないのですが、いつもこーゆーの弾いてます、という紹介の意味で何点かアップしてみました。よかったら聴いてみてください。

[#VIDEO|DOGALOG|48298141/48298141peevee141518.flv|298141|141518|36#]

もうちょっとマシな動画が撮れたらまた掲載したいと思います。

いろいろ報告。


このところ日記が弱音だらけになってきたような気がするので、たまにはこうして仕事や諸々の報告をしたいと思います。▲まちが絵さがしパズル(学研)で卒業式をテーマに描きました。

▲花と緑のシンフォニーぐんまフェアBGM用のCDジャケット。

▲まちがいさがしファミリー(ミリオン出版)で妊婦さんを描きました。

▲TBSテレビの蓮見アナウンサーのご結婚祝いにウェルカムボードを描きました。

あと、しばらく放置状態だった「榎本よしたかニュース絵ファイル」を久しぶりに更新しました。是非みてやってください。ニュースの幅も広くなってきました。

こんな感じにいろいろ仕事やってます。寝る前の30分を読書にあてずにショートショート小説を書くことにしました。毎日少しでも書き進めたらなにかしらできてくるのではないかと思います。「田中と山下」という変なテキスト(呼び方が分からない)をアップしました。「なにこれ?なにが面白いの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、僕はこういうの書いててすげぇ楽しかったです。続編も書こうと思います。

贅沢な時間。


起きて、仕事して、寝て、起きて、仕事して、寝て、という生活サイクルになって長いのですが、「なにこの慎ましやかすぎる人生?」と激しく疑問に思い、己の馬鹿くさいまでの生真面目さに憤りを感じはじめたので、「明日こそはでっかく(?)遊んでやる!」と思い、就寝間際に「明日でっかく遊べること」をいろいろ考えたのですが、思いついたのは「スタバで読書」だけでした。我ながら慎ましやかです。

スタバで読書。そういうことをしてる人を街中でよく見かけることはありますが、実際したことはありませんでした。というのも僕の読書タイムは移動中の電車の中か、就寝30分前というのが定番だからです。わざわざ喫茶店で読書など、と思っていたのですが、やってみると案外いいものかも知れません。大好きなお茶を口にしながら、落ち着いた空間で、お気に入りの作家の著作の頁をめくる自分だけの時間。あ、なんか贅沢な気がしてきました。さあ行こう。明日行こう。そう思いながら眠りにつきました。

起床してすぐ耳にしたのはザーという雨音でした。カーテンをすけて外界を覗くと水溜りが多数できるほどの本降り。テンションはややダウン。「まあいいや、止んだら行こう」と思って、起きてテレビをつけると「東京は本日、一日中雨でしょう」のニュース。テンションさらにダウン。

それでも男は有言実行。読みかけの内田康夫の著作「靖国への帰還」を手に、傘をさして自転車を漕ぎます(←法律違反)。国分寺駅北口ちかくのスタバに到着すると、西友の駐輪場に停車し、いざ贅沢タイムを味わおうとスタバへと足を運びました。自動ドアを開いて目に飛び込んできたのは、人・人・人。満席でした。よくこのスタバ前を通るのですが、満席になってるのを見るのは今日が初めて。こんな平日の昼下がりに一体何故?と思いながらも満席なのはしょうがない。そこらで時間をつぶしてから来るしかありません。無印良品やキャンドゥを冷やかしながら、半時間後に戻るとちょうど一席だけ空いてました。よし、ここにしよう。

頼んだのはイメージしてたカプチーノなどではなく、抹茶クリームフラペチーノでした。これ、大好きです。抹茶の味わいは勿論、甘すぎない生クリームがなんともいえません。でも、今日は上についてるカバーがうまく外れず、ありえないくらい固かったので「フン!」と力を入れると、生クリームが半分以上机の上にこぼれてしまいました。一体どういう力のモーメントが加わるとこんな惨劇が起こりうるのか。カップのふたを開ける、というその瞬間に生クリームの身に何が起こったというのか。理系の学生にでもこの謎を解いてもらいたいところですが、とりあえず机をキレイにしないと本も読めません。店員さんに言って布巾など貰えばよかったのかもですが、なんとなく恥ずかしいので、スプーンなどが陳列された棚にあったティッシュを大量に使って生クリーム除去作業開始です。ああ・・・このおいしい生クリームが黄土色のティッシュに吸い込まれていく・・・などと感傷に浸りながら作業する僕は、間違いなくその瞬間、地球上で最も非エコな人間だったと思います。

やっと落ち着いて読書の時間到来。「靖国への帰還」はテーマとストーリーがとっても興味深いのですが、肝心の靖国に関する認識や主張があまりにもステレオタイプすぎるのと、「戦後の米軍の占領政策は極めて人道的だった」など、たまに突っ込まずにはおれない噴飯ものの記述があるのが気になる作品です。総合的には楽しめました。同作家のミステリーも読んでみたいと思います。

両隣が中年の外国人さんで、「○x○x△◇○x?HAHAHA!」という具合にその場に居た日本人の1.5倍くらいのデシベル数で終始楽しげにお話されてましたが、読書に没頭するとそれもそんなに気にならなくなりました。店内は人が多かったせいか、全体的ににぎやかだったのですが、それも気にならずに、お茶(フラペチーノ)を口にしながら、好きな本を読んで、そこそこ贅沢な気分を味わえました。

時計を見ると一時間が経過していました。僕は本を閉じてスタバを後にし、駐輪場へと向かいました。雨は依然降り続いていたけれど、仕事の合間にこうして読書の時間を設けることが、それなりに気分転換になっていいのかもしれない、と思いながら気分よく帰路についたのでした。

オーバーワークの弊害。


あんまり日記に弱音や泣き言を綴りたくないんだけど、自身への反省と戒めの為に書きます。このところ完璧にオーバーワーク。仕事のしすぎです。

今年に入ってまだキチンと休めていないんじゃないかな、と思います。「絵を描くだけで暮らしていく」という少年時代からの夢は叶いましたが、これはやっぱり異常事態。いくら仕事が好きといえど過ぎたるは及ばざるが如しです。肉体はもちろん、精神面での負担が想像以上で、ここ数日苦しんでいます。感情がうまくコントロールできないのか、仕事中、涙がボロボロこぼれて嗚咽したり、神経症の発作(19から発症。原因不明で治療不能)が、いつも以上に頻繁に起こったり。

イラストレーターになったばかりのころは仕事が無くて、生活がかなり困窮した経験があるから、仕事をいただけるというのは大変にありがたく、それは今も変わらずに感謝しているのですが、自分のキャパシティを正確に判断して、時には受注を控えることも必要だと今感じています。

同業の方に話すとたまに驚かれるのですが、僕は注文を断った経験が今までほとんどありません。注文をいただく、というのは他人に僕の絵が必要とされているということであり、それを断るだなんてとんでもない、と思っていたのです。一応個人的ポリシーとして、アダルトと宗教(新興宗教のパンフレット用イラストなど)とギャンブルの仕事は請け負わないことにしています。今までに1、2回問い合わせがありましたが、断りました。

今僕が請け負っている仕事は全て、なにかしらの形で社会的意義があるものだと信じています。そうしてそれらをこなすのはとても楽しく、大げさでなく生き甲斐と言っていいのです。

が、当の本人が壊れてしまってはどうしようもない。

絵を描く以外にもやりたいことはたくさんあって、ギターの練習もしたいし、絵画展も観にいきたいし、東京の街ももっと散策したいし、いろんな人と交流したいし、小説を書きたいし、レコーディングもしたいし、他のジャンルのクリエイティブな挑戦をまだまだたくさんしたい。部屋に篭って「絵だけ描きつづける」のはやっぱり異常な状態である、というのが身体と心の健康状態が教えてくれました。

そんなわけで今後は受注を制限する場合があります。クライアントの方々にはご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、上記のような理由にてご了承ください。

当面の目標は、2週間に1日は「休みの日」を設けること。できるかなぁ。

祖母の誕生日


昨日、祖母の88回目の誕生日でしたので
3時のおやつにケーキを出して、
晩御飯は久しぶりにお寿司を出前しました。

母親が「おばあちゃん、今日は誕生日やで。いくつになったんな?」
と微笑みながら問いかけると、祖母が何度か聞き返したあと、一言、

「そうやのう。もう24になってしもうたかのう。」





…以上、ここ数日で一番笑ったできごとでした。

老人介護について。


老人介護、というものを実のところどう理解していいのかわからない。
人道的見地から必要であるのはわかる。
しかし、それを行う親族の肉体的負担、精神的苦痛は尋常ではない。

麻生太郎と言う人はその著書「とてつもない日本」で、
これからの日本を救うのは元気いっぱいの「老人力」だ、というような
これ以上無いくらいのポジティブシンキングで
日本を蝕む少子高齢化の憂いを払拭しようとしていたが、
あの人たちは住み慣れた家が老人の排泄物で汚されていく介護の現実を
体験してもいなければ、おそらく想像もしていまい。

僕が経験し、体験してきた限りで言うなら、老人介護はさながら地獄。

今日も心を病んだ母親の金切り声を聞きながら
どこにもぶつけようの無い憎悪の炎を、内に秘めては静かに燃やし、
つぶやく言葉は、「長生きだけは、したくない」
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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