気づけば、大晦日。


気づけば、大晦日ですね。一年って本当に早い。
ベタに紅白歌合戦を観ながら日記を書いています。
今年も楽しいこと悲しいこと、本当にいろいろありましたが、
終わり間近に振り返ってみれば、実に良い一年だったと思えました。
(過去日記を読み返すと昨年末も、一昨年末も「良い年」だと書いていて、
ここしばらくなかなか順調だということが判明!いいことですね)

今年は今までなかった出来事にもさまざまな形で出会えました。
撮影に参加した映画の公開(未見ですが)や、こっ恥ずかしいテレビ番組出演、
二度のデザインフェスタ参加、初めての海外一人旅、(タイと台湾)
東京事務所の小金井市から三鷹市への引越し、
新しい環境での仕事、そして新しい人との出会い・・・と別れ。

新しくチャレンジしたいことはまだまだたくさんあって、
時間は本当にいくらあっても足りないのですが、
まずは、大病を患うことなく、息災に新年を迎えられることに感謝しつつ
闘志を持って2009年を始めたいと思います。

それでは、来年も皆さんの心と身体が健康で過ごせますように。よいお年を!

人を、思いやるということ。


人を思いやる、というのは大変な事業だと思います。

これが息を吸って吐くが如く、自然に出来る人はすばらしい。
僕には無理だ。
もう、いっそ、「自分はどうせ思いやりのない人間なのだ」と諦めたら
きっと生きるのも楽になりそうだけど、それは一番やってはいけない逃げだ。

物言えば唇寒しというけれど、それどころではない。
どうして僕はこうも人を傷つけてしまうのか?
どうしてこうも愚かなのか?

そのくせ、変にプライド高く、馬鹿にされたと感じたら、その報復に容赦なく、
窓に響く怒声、嫌味極まる言い回し、真綿で相手の首を絞めるような叱責・・・
ああもう、本当にうんざりだ!
本人、正論を述べているつもりなのだから、一層タチが悪い。

メールの文面でも、ずいぶんトゲがあることがあると思います。
最近、自分でとみにそう思います。
傷つける目的ではないのだけれど、気がついたらそうなっている。
後で読み返して背筋が凍る。

今までの人生で「急に怒る人」というのに何度か会ったことがあります。
「え?なんか僕悪いこと言った?」
と、怒るポイントが自分とズレているため、それに気付かない。
大抵の場合は、「ちょっと鬱陶しい人だな・・・」と思って過ごしてきたけど、
なんのことはない、最近の僕がまさにその鬱陶しい「急に怒る人」だ。

傷つけてしまった人へ、ごめんなさい。

人は変われる。そう信じている。
僕は変わらなければならない。その努力をしなくてはならない。
じゃなきゃ、その末路は、嫌というほど見てきた、あの姿だ。

いつもニコニコ笑って、それこそ僕が描く世界の住人のように、
おだやかで温かい、人に思いやりのある人間に、僕はなりたいです。

京都嵐山の紅葉を見てきました。


以前から紅葉は京都が良い、と聞いていたものの、なかなか足を運ぶ機会もなく、今まで未見だったのですが、せっかく東京と和歌山を定期的に行き来しているのだから、と思い先月末、新幹線を途中下車して京都に立ち寄ったのでした。

行き先は嵐山。京福電鉄の嵐山線に乗ると、車両はわずか二両でした。
シーズン中にもかかわらず、思いのほか電車は空いていて、窓に流れる景色も新鮮で、快適な旅の船出となりました。ローカル線っていいですね。

嵐山につくとすぐに眼前に広がる色付いた山々。実に綺麗です。
残念ながら天気に恵まれず、降ったり止んだりが続くきまぐれな秋空だったのですが、これでもかと軒を連ねるお土産屋さんを冷やかしつつ、惜しげもなく差し出される漬物や八ツ橋の試食品を頬張ったりしていると、そんなことも気にならず、たいへん上機嫌になれました。
しかし、京都の漬物というと千枚漬けくらいしかしらなかったのですが、その多種多様さには目を見張るものがありました。そうして実にウマい!試食を求める手が止まらない!(←さもしい)
雨が弱まったので桂川沿岸を歩いていると、京風たこ焼き屋さんを発見。
小腹が空いていた僕はただちにゲットしました。ゆったりと流れる川と行き交う客船などを見ながらふーふーとたこ焼きに舌鼓。これもまた実にウマーい!

嵐山公園へと向かう道すがらかわいく石の上に並べられた紅葉を発見。思わずパシャリです。その辺で雨が酷くなってきたので、下山して桜餅屋さんに雨宿り。抹茶味のアイスやプリンは大好きなのですが、意外にも抹茶そのものは口に合いませんでした。けど桜餅と甘酒がまたウマー。
薄暗くなった景色と往来する人々を横目においしい和菓子を食べていると、はんなりとした京都の雰囲気がだんだんと好きになってきました。

母と祖母にお漬物と香煎茶のお土産を買って、嵐山駅のホームにある足湯に浸かり、ほっこりした足を癒してからローカル線に乗り込みました。
桜の季節も綺麗だというから、来年もまたここにこれたらいいなぁと思います。

「太宰治~没後60年記念展~」に行って来ました。


三鷹市美術ギャラリーで11月22日から開催されている
太宰治~没後60年記念展~」に行って来ました。

直筆の原稿や、当人及びゆかりある人々や風景の写真などの展示が豊富で太宰ファンとしてはかなり満足できるイベントでした。
当時の三鷹駅南口へと向かう中央通りの写真があるのですが、これが平屋建てばかりの町並みや舗装されていない道路に、おかっぱ頭の子供たち・・・。たった60年前というだけで、今とは1mmの共通点も無い風景に感慨深いものを覚えました。

現在18万人ほどの人々が暮らす三鷹も、太宰が移り住んだころは5万人程度。
主に地方から上京してきた人々が形成した集落で、三鷹村と呼ばれていました。
まもなく三鷹町と改名し、今の三鷹市へと続くのですが、今回の太宰展では当時の航空写真も展示されていて、その道の形が現在とまったく同じことに驚かされました。
そういえば甲州街道なんかも江戸時代から存在したそうですし、街並みは変わっても、道の形はそうそう変わらないものなのでしょうね。
ちなみに僕が住んでいるマンションのあたりは当時雑木林のようでした。
意外なことがわかったのは、太宰が暮らしたのは三鷹町下連雀。
僕は三鷹市下連雀に住んでいますから、意図せず同じ住所なのが嬉しかったです。
あと、太宰が住んだ借家の間取りが6畳と4.5畳に3畳程度の台所だったというから、これも我が家とほぼ同じです。わーい。

・・・それが何?と言われればオシマイですが、こんなことでも嬉しいのがファン心理というものです。自分でも変だなと思いますが、まあ楽しいのでよし。

開場には、太宰ゆかりの地MAPというのが売られていて、それを片手に帰路につきました。帰りに三鷹中央通りにある太宰モニュメントの前でカメラをパチリ。我が家から徒歩2分くらいのところに建っています。

こういう些細なことでも、やっぱりここに住んでよかったなぁと思えます。来年は生誕100年だそうで、またなにかイベントがあるのかなと楽しみにしています。

「太宰って・・・愛人と情死した人でしょ?無理無理!」とか
「人間失格って有名だから読んでみたけど・・・どこがおもしろいの?」とか
「芥川賞とれるように川端康成に泣いて頼んだ人でしょ(笑)ダサーい」とか
思う方以外で、太宰治の作品とその生き方に興味がおありの方は、12月21日まで開催されていますので、是非一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

新東京事務所のこと。


東京三鷹事務所もコツコツ物をそろえて、ずいぶん環境が整ってきました。
PCテーブルを自作して、作業スペースを以前の1.5倍にし、
目の前のコルクボードを増設。気に入った作家の作品などをピン止めして
日常的に楽しめるようにしました。
一日の大半を過ごす職場の作業環境を、自分の思うように
自由にカスタマイズしていく、というのは実に楽しい作業ですね。
会社員時代ではまず適わなかったことですので特にそう思います。

僕はイラスト集や画集をあまり持っていなくて、図書館に行ったときに
たまに見るくらいなものですから、他の同業者さんに比べると
あまり他の作家さんを意識しなさすぎるほうだと思うのですが
このコルクボードに貼る案は我ながらよかったと思います。

自分の中にはないアイデア。自分では思いつかない配色。
自分では描こうとしない構図やデフォルメ方法。
それらに日常的に触れることがよい刺激となるのです。
自分の好き嫌いを超えて、ちょっと気になった作品を雑誌から切り抜いたり、
ネットで見つけた作品をプリントアウトしたりして貼っています。
ネットではあまり大きなサイズの作品を公開している人は少ないのですが、
pixiv(ピクシブ)というサイトでは割とサイズが大きめに公開している人が
集まっていて、作品集めに重宝しています。

・・・しかしpixivに公開されてるイラストうまッ!
プロフィールが詳しく公開されていない人が多くて、プロかアマかも分らないの
ですが、その技術力の高さに脱帽する作品がそろっています。

見惚れるような作品に触れた後で、自分の絵を見ると、少し悲しい気持ちに
なってしまうのですが、やはり僕は僕。隣の芝生を羨むだけではいけません。
作業環境も整って心機一転したことだし、これからもますますここで
がんばっていこうと思います。

あとは24インチの液晶モニタがあれば環境はほぼ完璧となるのですが
こちらは寒風吹きすさぶ師走の気候に匹敵する懐具合と要相談なので、
しばらくは保留事項です。
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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