【日記】地震の日のこと。

計画停電01

震災から2週間経ちました。

亡くなられた方々や、被災され現在も尚苦しんでいる方々を思うと胸が痛みます。

地震当日の15時前くらい、僕はTBSの「金八先生」ファーストの幾度目かの再放送を
横目に見つつ、いつものイラスト制作業務をこなしていました。
突如、尋常でない揺れを感じ、モニタアームに固定していたディスプレイが斜めに傾きました。
そして長い。ギシ・・・ミシ・・・という四方から聞こえる不気味な音と
縦型のストーブのありえないほどの揺れ方が仕事部屋の非日常感を演出していました。
その後、嫌というほど耳にする緊急地震速報のサイレンは、その時は鳴らなかったと記憶しています。

「ただごとではない」そう思って部屋着の上に慌ててコートを羽織い、表へ飛び出しました。
マンションのドアを開けると同時に、他の部屋のドアが開く音を多数聞きました。

階段で一階へと駆け下り、玄関を出てすぐ前の法専寺前まで走ったのですが
そこで見た信号機や道路標識の揺れ方がすさまじかったです。
ベランダに釣られたエアコンの室外機が、落ちそうなほどガクガクと震えていたのも印象的。
東京事務所は結構大きく正方形でRCなガッチリしたマンションなのですが、
目視で建物全体の揺れを確認できて、生まれて初めて地震を「怖い」と思いました。
(阪神淡路も経験しましたが、和歌山ではさほどでもなく、びっくりしただけで恐怖は無かったのです)

その後、一時間ほど比較的広い場所で避難していた後、
寒くなってきたので一旦部屋へと戻ってテレビを付けると、画面の向こうの世界に戦慄。
その瞬間からテレビに釘付けとなりました。

そしてまもなくPCの表示がなんか変だと気づき、いろいろ触ってたみましたが、
何度か起こる強制終了の後、とうとうまともに起動しなくなりました。
最悪のタイミングでマシントラブルです・・・。
地震の影響なのかなんなのかはわかりませんが、これには困りました。

法人向けPCなので24時間の電話サポートがあるんだった!と思い出し
受話器をとるも電話はまったく繋がらず。

やっと繋がったら「地震の影響で14日からの対応とさせていただきます」とのアナウンス。
まあ起動しないんだからサポートもなにもないんですが。
仕方なくサブのノートPCで作業することにしました。

ところがこのノートもペンタブやイラスタのインストールからしないといけない代物。
危機管理はある程度出来てるつもりだったけど、いざとなると全然だめですね。
フリーランスは締め切りに間に合わないのがなにより恐怖。
深夜3時ごろ先方から締め切りのばしますとのありがたい電話があり、一安心しました。

しかし、PCを新しく買っても、修理に出しても、
今の東京の状況じゃすぐに届かないだろうし作業環境が復旧するには時間がかかりそう。
困った・・・仕事ができない・・・死活問題だ・・・、と思いましたが、
テレビの向こうに流れる東北の惨状を目の当たりにして、
この程度のことが「死活問題」だと思った自分を恥じたりしました。

その後、和歌山事務所へ一旦戻り、PCを新規購入、セットアップも完了して
ようやく安定した作業環境を取り戻しました。
事務所が二箇所あって今回ほどよかったと思ったことはありません。
電車もまともにうごかない東京にいて、マシントラブルにあったら
本当にどうしようもありませんでした。
今後は危機管理を徹底せねばとあらためて決心した次第です。

その後、今日にいたるまで震災関連の仕事を結構こなしました。
節電関連の一部を紹介します。

計画停電02

 ・使わない電化製品は電源プラグをぬこう。
 ・計画停電がある地域は、火災予防のため停電後にブレーカーを落とそう。
 ・計画停電予定時間より前に携帯電話は十分充電しておこう。
 ・マンションのオートロックやエレベーターも使えなくなるので注意。
 ・お風呂に水をためておくといざというとき便利。
 ・エアコンも極力電源OFF。
 ・停電中は換気扇も使えないので、キッチンの窓をあけて換気しよう。


これらの一部が紹介された動画があるので紹介しておきます。
わたしたちにできること~計画停電への対処と節電方法~」(日本テレビ)
参考にしていただければ。

あと、少し前ですがNPO、NGOを応援するプロジェクト「イマジーン」webサイトの
イメージキャラクターを担当しました。
こちらもどんな団体がどんな活動をしているのか非常にわかりやすいので
オススメです。寄付金なども受け付けているようです。

震災後、ネットを始め様々な情報が溢れかえっていますね。
中には悪質なデマもあるようです。Twitterは便利ですが、使いこなすリテラシーが
個人個人に求められる時代であると改めて認識させられました。

信ずべきものをきちんと見極め、自らが不安を撒き散らす「放射性物質」にならぬよう
気をつけていきたいものですね。


今この瞬間も被災し不自由な暮らしを余儀なくされている方々、救助に死力を尽くされている方々に
心からの応援と、無事を祈っています。

【仕事】TBS「おもろゲ動画SHOW」に出演しました。

おもろゲ動画SHOW500

3月9日放送のTBSテレビ「おもろゲ動画SHOW」という番組にちょこっと出演しました。
ブラックマヨネーズのお二人と国分太一が司会を務める
おバカ系やビックリ動画を紹介する深夜番組なんですが
なぜか絵描きをあつめて顔出しNGな芸能人の奥さんの似顔絵を描いてしまおうという
謎な企画がありまして、それに参加しました。

今回犠牲になったのはダイノジ大地さんの奥さん。

描いたのは法廷画家、美大生、イラストレーター、漫画家の4名で
なんと漫画家枠はあの蛭子さんでした。
ロケ現場で蛭子さんに「絵うまいね~」と褒められていい気分に。
いくつになっても褒められるのは大好きな僕ですよ。
どういう訳か最近ネットでもリアルでも、

「褒められるのなんか好きじゃないわ。だって口ならなんとでも言えるし
私のことなんて何も分かってない人から褒められたって単なる侮辱よ」


的な意見を耳にすることが増えたのですが、
僕に限ってはそんなことは全くなく、褒められたら褒められただけ純粋に喜びます。
我ながら やっすい男 単純な人間ですが、あんま深く考えて
褒められるのに不快とかって思わないほうがいいと思うんですよねー精神衛生的に。

蛭子さんのお人柄はテレビで見かけるそれとまったく変わらず
実に自然に蛭子さんでした。

美大生はいさごさんという女子大生。イラストレーターはドローイング・トムさんという
デフォルメ似顔絵を得意とするカッコいい方でした。同い年ということもあり勝手に親近感。

ロケ中、結構しゃべったのですが、まあ案の定ほとんどカットされてましたね。
カメラ向けられた状態でなんか気のきいたこと言おうと思っても無理ですね・・・。
芸人さんって純粋にスゴいと思います。あんな状態で人笑わせるんだからなぁ。

そういやスタッフの方に「法廷画家っぽくジャケットを着てきてください」といわれたので
先日あつらえたスーツの上着を羽織っていきました。作っててよかったなー。
ちなみに僕は実際法廷入るときでもいつもの私服だったりします。
つまりこれは「法廷画家っぽいコスプレ」ってことですね。

ロケ終了後、某駅でダイノジ大地さんにばったり出くわしました。
どうも奥さんと待ち合わせしていた模様。
すこしお話したんですが、非常に感じのいい方でした。記念写真をパチリ。

ダイノジ大地さん500

ちなみに大地さんが最後に4作品の中で一番奥さんに似てる絵を選ぶっていう
オチだったのですが、僕のが選ばれてましたですよ。やったー!

以上、「僕は如何にしてダイノジ大地さんのファンになりしか」をお送りしました。(違)

【日記】真実ってまるいかもーとかそういう話。

毛布の上まろん

物事の本質とか、真実っていうものを、
人は探求したり知りたがったりすると思うんですが、
この「真実」って、形にするなら「」だと思うんですよね。

どの角度からみても、同じ形。立場や見る人の身分によって変化しない。
それが真実だと思うのです。

で、この「真実」を目の当たりにして、「オレには三角に見える」とか
いや、よくみると星型だぜありゃあ」みたいなことを言う人っていうのは、
歪んだメガネを掛けていると思うのです。

そのメガネの名前が「偏見」だとか「思い込み」とか呼ばれるモノなんじゃないかな、と。
丸いものは丸いわけで、それをそれ以外の形に見えるってことは目がおかしいか、
歪んだメガネで真実をフィルタリングしているか、ウソをついてるかのどれかです。

まあ、それはおいといて、人にも人の「真実」ってもんがあると思うのですよ。
なんか色々余計な物がくっついてなかなか姿をあらわしませんが。
「人と人は永遠にわかりあえない」とかってニヒリスティックな意見をたまに見ますし、
場合によっては同意できなくもなかったりするのですが、
果たしてそう言い切れるものかな?と思うのです。

そうやってニヒルなこと言ってても幸せはやってこない気がするし、
むしろ可能性を見出すほうに意識をむけたほうがいいんじゃないかな、と。

球と球が触れ合うあうときに、点の接点ができますよね。
数学的には面積の無いただの「点」ですが、
人と人の真実が触れ合うときにもこの「点」は存在すると思っていて、
それが「人と人が分かり合える可能性」に繋がるんじゃないかなーと感じるんですよね。

「他人とは永遠にわかりあえるハズはない」と諦めたほうが楽って思うことも
人生少なくないと思うんですが、この可能性を捨てる必要はないと思うんですよ。

物事の真実を探求する心があれば、
きっと人と人ともどっかでしっかり繋がれるんじゃないかなーと、
これくらいの楽観性がいま必要な気がします。

以上、5~6年前からぼんやり考えてたことをつらつらと綴ってみました。
要約すると、偏見という歪んだメガネには要注意だ!(そこか)
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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