【仕事】フジテレビ「めざましテレビ」にちょこっと出演しました。

めざまし

6月1日放送のフジテレビ「めざましテレビ」という番組の「ココ調」というコーナーにちょこっと出演しました。「謎の職業、法廷画家!街のギモンを解消」といったコンセプトでいつものごとく法廷画家の仕事内容についてインタビューにあれこれと答えました。

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些細な被告人の動きも逃さずスケッチするように心がけている、という話をしたら、では実際の法廷画家の観察眼はいかほどのものか?と町中でテストをしてみましょうという話になって、まさかの都心ロケへと話が広がりました。

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「田町のとあるカフェで榎本さんにお茶を飲んでいただきまして、あるお客さんが動きをみせますので、そちらをすかさずスケッチしてください」という実験的なロケをすることになり、スケッチブックを持って田町まで移動。

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カメラが待ち構えるオープンカフェで用意されたお茶を飲んでいたら、斜め前の席にいたカップルがいきなり痴話喧嘩を始めて、男性がビンタされて女性がカフェをでていくというシーンが目前で繰り広げられました。「うわー本気のビンタだ、ドラマみたい。そして動きとはこれか!」ということでじっくり観察してスケッチ。

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「おお!似てますね!服装から女性のホクロの位置までバッチリです!」とお言葉をいただいてよかったよかったと思い帰宅したのですがオンエアを見るとそのシーンが丸々バッサリとカットされていてガーン!

「時間の都合でカットになっちゃいました~すみません」と後日担当者から電話がありました。生放送番組ですもんね・・・。そういうこともあるでしょう。

カップルの方は役者の方を雇われていたそうです。さすが人気番組、太っ腹ですね。普段目にしている番組も、こうしてスタッフがコツコツ作り上げても陽の目を見なかったコンテンツの上に成り立っているのだろうなぁと思うとテレビも見方が変わりますね。せっかく描いた絵なのでこちらにアップして供養とします。

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それはそうと法廷画紹介コーナーでは友人で同業の小野眞智子さんも同時に紹介されていて、法廷画以外の普段の仕事の紹介として画家の活動であるライブドローイングの様子が流れていてテンションがあがりました。

こうして見るとスゴい迫力ですね。いやはやスゴいです。こんな大きな絵を描くのはとても難しいですぞきっと(小学生なみの感想)。

そんなわけで朝の人気番組へのちょこっと出演報告でした。

【日記】15年ぶりに大阪あいりん地区のホテルに宿泊した話。

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大阪のとあるテレビ局から出演依頼を頂いたので大阪に行ってきました。ロケで僕の好きな芸人さんとトークができて楽しかったです。放送日を聞いたので忘れていなければ事前告知したいと思います。

ロケが夜だったので、その日は大阪に泊まることにしました。宿はどこでもよかったのですが、ふと大阪芸術大学の通信教育学生だったころを思い出し、夏季スクーリングに当時使っていた宿をとってみることにしました。

新今宮駅から徒歩すぐ。あいりん地区に建つとあるホテルに予約を入れると、幸いにして空室がありました。当時24歳だったから15年ぶりです。外観はリニューアルされたのか白から紺色に変わっていましたが、近づくに連れ懐かしさがこみ上げてきました。

一泊2100円とリーズナブルなその宿は、15年で2400円に値上げされていましたが、それでも破格ですね。一部屋三畳一間とはいえ日本一高い商業ビルあべのハルカスから西に数百メートルという立地でこの価格。大浴場もついていて快適なんです。(使いませんでしたがサウナまである)

当時のお客は日雇い労働者の方が多く、この風呂場で僕は初めて「全身もんもん」という方を見て衝撃を受けた覚えがあります。朝ホテルを出ると決まってゴミあさりしているホームレスと目があったし、普通の歩道にゴロゴロ寝てる方をまたいで駅まで歩いたりといろいろカルチャーショックでした。

そんなホテルを15年ぶりに訪れてみてびっくりしたのは「いかにも日雇い労働者」な方は一人も見られず、白人、イスラム系外国人、中国人か韓国人と思われるバックパッカーの方ばかり。日本語がほとんど聞こえてこないロビーでサービスされたコーヒーを飲みながら隔世の感を禁じえませんでした。

当時、最寄りのコンビニは上半身裸の方が普通に闊歩していたのですが、今はそんなこともなく普通に清潔に運営されているし、朝ホテルを出ても誰も歩道に寝ておらず、駅前は鼻につく異臭が漂ってもいない。15年も経てば街はこんなに変わるんですね。

当時と同じ三畳の部屋でノートPCを広げて仕事をしながら、絵描きを夢見て布団の上でスケッチブックに鉛筆を走らせていた24歳の自分を思い出し、少しだけノスタルジーに浸ったのでした。おしまい。

【仕事】元プロ野球選手の清原さんの絵を描きました。

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5月17日に東京地裁で開かれた初公判には3769人の人々が傍聴券を求めて並び、倍率188倍という過酷な争奪戦となったのですが、僕もその中の一人として列に加わりました。

数千人並ぶ場合、東京地裁前の広場では収まりきらないので近くの日比谷公園が抽選会場となります。この日は雨で、傘の列がズラリと並ぶ異様な風景が目の前に広がっていました。

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連日大きく報道されていたので裁判の詳細は省きますが、覚醒剤所持及び使用に関する量刑判決は初犯の場合、一般的に懲役1年6ヶ月、執行猶予3年というのが相場だと以前聞いたことがあったので今回の判決2年6ヶ月、執行猶予4年は重めだなと思いました。

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薬物関連の公判は毎日行われている最も多い裁判の一つなので小さい法廷で行われているんですね。今回は425号法廷で、奇しくも酒井法子被告人と同じ部屋での裁判でした。傍聴席に座れるのは20名ほど。中に入れなかった方々がどっとロビーに集まっていて非日常な東京地裁の風景がそこにありました。

ちなみにお昼は東京地裁地下1階にある第一食堂「きゃら亭」でよく食べるのですが、この日は人だかりができていてお気に入りの「定食C」が売り切れてしまっていたので「おすすめカレー」にしたところ、想像以上に本格的な三元豚のポークカツカレーが出てきて、それが大層美味だったので新たな発見となりました。

「きゃら亭」でおすすめのランチは「定食C」と「おすすめカレー」!という有益情報を最後に記して、以上お仕事報告としたいと思います。(←なんの話だ)

【仕事】相模原女性遺棄事件の秋山被告人裁判傍聴記。

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5月12日に東京地裁で行われた相模原女性遺棄事件裁判の法廷画を描きました。開廷時間と放送時間の兼ね合いで珍しく水彩色鉛筆で彩色です。被告人の秋山被告は交際していた佐藤という男に命じられて遺体を埋めたが犬の死体だと聞いていたので自分は無実であると主張しており、今後の行方が気になる裁判でした。

娘たちが生まれてから女性が犠牲になる事件は特に耳にしていて辛いので基本的に詳細は聞き流すようにしているのですが、本件は相手方の佐藤という男の行動や言動が奇々怪々でぶっとんでおり、聞き耳をたてずには居られませんでした。

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その男、フジテレビに内定が決まっている大学院生であるという身元からデタラメで、北川景子と別れたが復縁を迫られているだの、相武紗季に言い寄られて困っているだのと主張し、地方出身者の秋山被告は「東京はすごいところだなぁ」と盲信していたというから事実は小説より奇なりです。

被告人質問している弁護人も「どぉしてあなたそれ信じちゃったんですか?」と心から不思議に思っている様子で「信じた根拠は何?」「どこが好きになったの」「レディワーストだった?今までの交際相手はしてくれなかったの?」と徐々に質問がエスカレート。それ裁判に関係あるの?と聞いていてハラハラしました。

最初はタクシーに乗り込む際、頭をぶつけないようにと手を添えてくれたような優しかった彼も、やがて本性を露わにして金銭の無心、言葉の暴力に始り、グーで顔面を殴るなどのDVが酷くなり、精神的に逆らえなくなったところで犯罪の片棒を担がされたという話でした。

最後の犯行以外は耳にタコができるほど聞いたテンプレどおりのDV男だなと思いました。世の中には悪い男がいる。そいつらは優男の仮面で近づいてくる。暴力によって隷属化してしまってはいけない。奴らの行動パターンはこれこれこうであるので十分に気をつけなさいね、と義務教育レベルで教えて欲しいとさえ思うほど数多い例を聞いてきました。

表面化していないだけでDV被害者は今この瞬間にも多数苦しんでいることでしょう。娘達の将来にそんなことがあったらと思うとゾッとします。言い難い話でもきちんと話して聞かせて諭してやらなければな、という思いを新たにしたお仕事でした。おしまい。

【日記】仕事部屋をちょこっと模様替えしました。

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ふと、部屋の色彩が暗いから気分が滅入るのかもと思いカーテンをダークブラウン単色からクリーム色がベースのビクトリアンスタイルに、カーペットもダークブラウンからモスグリーンに変えてみました。久しぶりの模様替えです。

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机はL時型に配置していて、アナログ作業はこちらの机。横浜で買ったブリキの電車が真ん中にドカンと置いてあります。
薄型のLEDトレス台ほしいなあと思いつつこのレトロ品なかなか壊れずに十数年がんばってくれてます。

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デジタル作業はこちらの机。ペンタブレットはwacomのIntuos3。10年現役で活躍中です。windows10が対応してないというので近々お別れかもしれない。

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うしろはこんな感じ。帽子掛けを自作してみました。本棚がもう一杯で処分するか増設するかせねば。

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棚の上にブックボックス重ね置き。ちょっとしたものを入れておくのに便利なんです。部屋の額装絵画はほぼ全てミュシャかロックウェル。

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気分転換に使う楽器いろいろ。バイオリンちょこちょこ弾いてます。ギターは前ほど触らなくなってしまった。最近手作りした本立用ディスプレイバーが気に入ってます。以上模様替え報告でしたー(誰得)。

【日記】とうとう度付きメガネデビュー。

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最近、晴れた日の日中はサングラス無しには外に出られないくらい眩しく感じます。室内でもピントが合わずモノがぼやけることもあるし、妻から「目の色が薄くなってきたんじゃない?」なんて言われたからこの症状はひょっとして白内障かも・・・と心配になり眼科で診てもらったら

「疲れ目です」

とのことでとりあえず一安心しました。
視力検査もしましたが、両方2.0。落ちてなくてよかったです。「あなたみたいな強い遠視は近くのモノを見るパソコン作業は向かないんです。せめて仕事中はメガネをかけなさい」と言われて処方箋をもらってきました。

早速知り合いのメガネ屋さんでオーダーして出来たのが上の写真。パソコン作業用なのでブルーライト対応にしてもらいました。
遠視の度付きメガネは目が大きくなるんですね。「40歳超えたら絶対老眼が始まるから覚悟しなさい」とのこと。それは割りと若いころから言われていたので覚悟済です。でも実際今まで見えていたものが見えなくなるのはショックなんだろうなぁ。

なんにせよ白内障でなくてよかったです。加齢性白内障は自覚症状が少ないことから気づけば重症化していることも少なくないとか。眼は五感の中でもかなり重要な器官なので、少しでも異常を感じたらすぐに診てもらうように今後も気をつけたいものですね。

【仕事】裁判中の撮影が禁止されている意外な理由とは・・・?

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テレビ朝日さんの特番「禁止の真相」(3月19日16:00~OA)で情報提供&イラストを担当しました。巷で禁止されているあれこれには実はこんな意外な理由が?!といった内容で面白かったです。僕が担当したのはコチラのコーナー。「法廷で裁判中の撮影禁止」なのは何故か、についての真相です。

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こちらのイラストは架空の人物を法廷画風に描いたイメージイラスト。

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バラエティ番組に実際の被告人(殺人犯など)の絵は好ましくないですからね・・・。こちらの絵は番組スタッフの方にモデルになっていただきました。

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裁判中の法廷内の撮影は刑事訴訟規則第215条で許可制と定められていて、事実上の禁止ということになっているのですが、それではいつどんな理由で禁止に至ったのか。話は戦後すぐにまで遡るんですね。

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報道が戦前戦中に比べて自由になったことから有名人の裁判報道なども加熱。当時室内の撮影には大きい照明を焚く必要があって、それらが裁判の妨げになっていたとのことです。裁判官の制止を無視して大勢訪れては報道写真を撮り続けていたのだそう。

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脚立を持ち込んで裁判官の上から撮影したりとやりたい放題だったようです。実際そのアングルから撮られたであろう写真も現存しています。「神聖であるべき法廷の品位も秩序もあったものではない」と当時の最高裁刑事局長の回顧録に記されているほど。

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そんな中、撮影用フラッシュの電球が割れて裁判官が怪我をするという事件が起きてしまいました。

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そして昭和23年、刑事訴訟規則にカメラに関する規定ができ、現在は裁判が始まる前の2分間だけ撮影できるという慣例ができて今に至るというお話でありました。(ニュースに流れるのはその頭撮り映像)
被告人のプライバシーへの配慮などではなかったんですね。

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というネタを「法廷画家のお仕事」の雑学コーナーで紹介していたところ、番組からのオファーがかかり仕事に繋がりました。法廷画が必要になった理由について、法廷画風イラストで表現するっていうのも面白いですね。

以上、ちょっとした雑学&お仕事情報でしたー。

【報告】スポーツニッポン新聞社「スポニチ」に取材記事が掲載されました。

スポニチ

先月、スポーツニッポン新聞社さんから仕事場で取材を受けたのですがその時の記事が3月7日発売のスポニチの「イマドキの仕事人」コーナーに掲載されました。

想像以上に大きく取り上げてくださったようでびっくり。コンプライアンスの関係で事前にゲラチェックできなかったのですが言いたかったことがよくまとめられておりよい記事でした。

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主に語ったのは法廷内でのエピソードや法廷画の制作プロセスについてでしたが、中には雑学として「裁判が始まると法廷内の撮影ができなくなるのは被告人のプライバシー云々という話ではなくて、昔の報道陣の行動に問題があったかららしいんですよ」という話もして「国民の知る権利と司法という権力の監視という意味での傍聴席なのですが席数があまりにも限られているので、有名人で重要な裁判などは撮影して広くメディアに公開してもいいんじゃないかと個人的には思いますね」なんて語ったら【法廷画家が望む「法廷画が必要ない制度」】とまさかの大見出しに使われました。

望むというより、そっちのほうが傍聴席抽選などで裁判所職員の手間がかからなくなるし記者さんも毎回傍聴席で恐ろしい量の速記(腱鞘炎になる方もいらっしゃるそうで・・)をする必要もなくなるし、国民も裁判の様子が不確かな「絵」などでしか知れないということもなくなるし、どの角度からみても合理的かなと思いまして。

掲載された記事をみて知り合いの弁護士Oさんから「公人の犯罪についての裁判公開は権力の監視及び国民の信頼確保から重要であるが一般の事件(たとえ有名人であろうと)まで公開してしまっては被告人本人のみならずその家族や被害者のプライバシーが漏れる恐れや証人の発言が萎縮するなどの悪い効果も考えられる。誰もが情報拡散できる時代であるからこそ、裁判公開の建前が強い正義として主張されすぎないよう望む」(要約)とのご意見をいただきまして、なるほどと首肯した次第です。

法廷内では被告人の現住所まで語られるし、撮影されて晒されては更生できるものもできなくなる恐れがありますね。「誰でも撮影可能」な状況は危険であると僕も思います。

しかしながら(Oさん仰る通り)政治家はじめ公職につくものの汚職などにおける裁判はたとえば国会中継のように限定されたメディアを通じて公開されてもよいのではとも思うのです。

旧態依然とした「慣例」はそろそろ見なおしてもよい時期なのではというのが僕の意見です。そういう議論すらなされず、ただ「今までこうだったからこれからもこう」という姿勢がこの先もずっと続くのは、あまり望ましくないよなぁと思うので、微力ながら一石を投じれたならいいなと記事を読みながら思ったのでした。

取材に来られたのはスポーツニッポン新聞社の若手記者さんでしたがとても丁寧な仕事ぶりで礼儀も正しく、気持よく取材をうけられました。この場を借りてお礼したいと思います。ありがとうございました。
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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