きまぐれハウツー・イラスト。


真っ白いコピー用紙を見ていると、沸々と描きたい衝動に駆られることがあります。

机に散らばった「やらなくちゃいけない仕事」の資料を払いのけ、思いつくままに落書き落書き。今回はなんとなくペンダントをした高校生くらいの女性イラストを描いてみようと思いました。

non-noなどのファッション誌をぺらぺら捲って洋服の参考にします。デフォルメタッチでもリアルタッチでも同じなのですが、顔の大きさ、肩の幅、手の大きさなどのバランスを考えながら描きます。個人的には顔と手が最も難しいです。写真を参考にすると手が大きくなりすぎる気がしますし、男性と女性とでまたそのバランスも変わってきます。絵によってはあえて大きく描いたほうが効果的だったりしますし、小さすぎると違和感が出てしまいます。

500枚の250円のコピー用紙に100円の鉛筆一つ。思いつくまま好きなものを描いてこれで1時間も時間をつぶせるのだから安い遊びです。これは物心がついたときから継続している遊びですが、我ながらリーズナブルな子供だったと思います。

大体できてきたかな、というところでスキャナに掛けます。設定はカラー、350dpi。ウィィィィ・・・ンという機械音が10秒ほど続きます。スキャンが完了したらフォトショップというソフトで色調補正します。psd形式で画像データを保存して、ペインターというソフトを立ち上げて水彩タッチで色を塗り塗り。思いつくままどんどん塗っていきます。

僕はカラーリングで悩むことは殆ど無いです。本当に思いつくまま塗っていきます。「なんとなく赤かな?」「バックは緑にしよっと」「ここは白のままがいいかなー」という感じです。あとで微調整することはあっても、「どっちの色に塗ろうか・・・」などとは考えません。カラーリングセンスに自信があるというわけではなく、むしろその逆で、「どうせセンスないから考えても無駄」という諦めかもしれません。

その色が埋まってくるにつれ、そのセンスの無さに愕然とし、憂鬱になってくるのですが、「お前才能無さすぎ・・・。もう描くのやめたら?」などと意地悪な別人格が脳内で語りかけてくるころに塗り終わります。(大体いつもこのパターンです)

今回は色彩の微調整をしてみました。全体に彩度が高すぎだったので、落としてみたらなんとなく落ち着いた雰囲気に。結構気に入りました。
プリンターでテストプリントしてみます。「ふむ、まあこんなもんか。」といったところです。今回は夕食なども挟んだので正確に時間は測ってないのですが、たぶん半日くらい掛けていたような気がします。作品名はなんにしようかな。ベタに「ペンダント」でいいや。

さて、遊び終了。仕事しようっと。

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No title

僕は絵が浮かばないということはまずないですね。描きたいものありきで絵を描いていますので。あ、でも「気に入ったものが浮かばない」はあります^^;
褒めてくれてありがとうです。

No title

元々の下絵が上手だから、羨ましい~

私の場合、絵がまずなかなか浮かんでこないんですぅ~
たまにふと!浮かんでくる時は、もくもくとマウスなりペンタブレットなり進むんですけど・・・なかなかうまくいきません。
プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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