深夜にふと、思うこと。


喜びの絶頂のとき、
 既に悲しみの種は捲かれているが、
  絶望のどん底のとき、
   既に喜びの芽は芽吹いている。 
    それが、生きるということ。

と、さだまさしの日めくりカレンダーに書かれてありました。
そうだといいな、と思いました。

ここしばらく、仕事や雑事に忙殺されていました。
今日、さきほど、やっと開放されました。
その時思ったのは、「仕事以外の絵を長いこと描いて無いな」でした。
深夜1時、さっそくA4用紙をとりだして、描こうと思ったのは、
何年かぶりの自画像。
鏡をつかって横顔を描きました。所要時間は17分。
ここしばらく、深い悲しみと、胸の痛みを抱えています。
ふと、「今の顔を描いておこう」と思い立ちました。
髪は伸び放題。髭も伸び放題。
けど、意味のある画になりました。

罪を憎んで人を憎まず、なんて言葉がありますが、
それが出来るのは一体どんな聖人君子でしょうか。

僕は人を一度憎むと、どうやらその憎悪は消せないたちのようです。
顔に出さなくても、言葉にしなくても、ずっと、ずっと、胸の奥底で
ごうごうと燃え盛っているのがわかります。
これは、なかなかに苦しいのです。

そういえばさださんの「息子へ~父からの風」という曲に、
「憎しみという切ない悲しみ」という言葉が出てきます。
うまいことを言うなぁと思います。
けれども、悲しいという感情は時間とともに変化しますが、
憎しみはどうして変化しないのだろう。
僕の心のしくみがそんなに特殊だとは思わないのだけれど、
消したくても、忘れたくても、消えてくれない。
炎は、たぶん、僕自身が焼かれて消える日まで、燃え盛っている気がする。

人を憎みたくは無い。心からそう思うんだけれど、
僕の人生には、憎むべき人間が、あまりに多い。

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榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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