「太宰治~没後60年記念展~」に行って来ました。


三鷹市美術ギャラリーで11月22日から開催されている
太宰治~没後60年記念展~」に行って来ました。

直筆の原稿や、当人及びゆかりある人々や風景の写真などの展示が豊富で太宰ファンとしてはかなり満足できるイベントでした。
当時の三鷹駅南口へと向かう中央通りの写真があるのですが、これが平屋建てばかりの町並みや舗装されていない道路に、おかっぱ頭の子供たち・・・。たった60年前というだけで、今とは1mmの共通点も無い風景に感慨深いものを覚えました。

現在18万人ほどの人々が暮らす三鷹も、太宰が移り住んだころは5万人程度。
主に地方から上京してきた人々が形成した集落で、三鷹村と呼ばれていました。
まもなく三鷹町と改名し、今の三鷹市へと続くのですが、今回の太宰展では当時の航空写真も展示されていて、その道の形が現在とまったく同じことに驚かされました。
そういえば甲州街道なんかも江戸時代から存在したそうですし、街並みは変わっても、道の形はそうそう変わらないものなのでしょうね。
ちなみに僕が住んでいるマンションのあたりは当時雑木林のようでした。
意外なことがわかったのは、太宰が暮らしたのは三鷹町下連雀。
僕は三鷹市下連雀に住んでいますから、意図せず同じ住所なのが嬉しかったです。
あと、太宰が住んだ借家の間取りが6畳と4.5畳に3畳程度の台所だったというから、これも我が家とほぼ同じです。わーい。

・・・それが何?と言われればオシマイですが、こんなことでも嬉しいのがファン心理というものです。自分でも変だなと思いますが、まあ楽しいのでよし。

開場には、太宰ゆかりの地MAPというのが売られていて、それを片手に帰路につきました。帰りに三鷹中央通りにある太宰モニュメントの前でカメラをパチリ。我が家から徒歩2分くらいのところに建っています。

こういう些細なことでも、やっぱりここに住んでよかったなぁと思えます。来年は生誕100年だそうで、またなにかイベントがあるのかなと楽しみにしています。

「太宰って・・・愛人と情死した人でしょ?無理無理!」とか
「人間失格って有名だから読んでみたけど・・・どこがおもしろいの?」とか
「芥川賞とれるように川端康成に泣いて頼んだ人でしょ(笑)ダサーい」とか
思う方以外で、太宰治の作品とその生き方に興味がおありの方は、12月21日まで開催されていますので、是非一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

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榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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