【日記】マリッジリングを手作りしてきました。

リング

結婚することにしてから初めて知ったのですが、
どうやら婚約指輪と結婚指輪は別物のようで
結婚指輪は夫婦分、婚約指輪は新婦分、合計3つのリングが必要なようです。
「常識じゃないか」と思われるかもしれませんが、
長年の非モテ人生を送った独身三十路男にはトコトン縁のなかったお話でして。

世に言う「給料三ヶ月分で」って言うのは婚約指輪のほうで
宝石が付いてるからお高いそうですね。それにしても給料三ヶ月分っていうのは
今の時代にマッチしてない気がします。バブル時代の遺産なんでしょうか。

そして結婚指輪というのは装飾の少ないシンプルなモノが普通だそうで、
妻が「手作りできる工房があるんだって!」と提案してきたものだから
まあ普通に買うよりは思い出になっていいかな、と思い、
原宿にある「ついぶ東京工房」というお店にプラチナリングを作りに出かけたのでした。

工房とはいってもささやかな作りで、広くない部屋に大型の工作機械がおいてあり
「まあ、手作りとはいってもある程度機械で加工するんだろうな」と思っていたら大間違い。
それはシルバーアクセサリを作る機械だったそうで、指輪のほうはほとんど完璧に手作りでした。

プラチナのひも状の材料(まっすぐじゃなくなんかふにゃふにゃ)を
専用の糸のこで切断するところから始まり、ラジオペンチのようなモノで曲げてコの字に折り、
さらに角度をつけて三角形にして、切断面をバーナーで炙って溶接。
ゴオォォと激しい炎を吐くバーナーの先に夕日の如く真っ赤に輝くプラチナ。
割り箸でつまんで水の中にいれてジュッと冷やされます。

リング制作工程

その後。鉄の三角錐の金型に三角形状態の指輪を差し込み、上からハンマーで叩く叩く。
こんなので丸くなるのか?と疑問でしたが、これは案外簡単に真円に近づけました。
ここで型にはまってかふにゃふにゃしたプラチナもまっすぐになり一安心。

ここまでの工程はわりとスムーズだったのですが、問題はここからでした。
ラジオペンチやハンマーによって傷だらけになったプラチナリングを、
ひたすら紙ヤスリで磨くこと三時間半

電動のベルトグラインダーとか何かあるのかと思いきや、まさかの手作業です。
小さいリングは手から滑りやすく、かなり根気のいる作業でした。
というか、実際のところ摩擦熱で指は熱いわ手首は疲れるわ心は折れるわ
休憩ばかりしては妻と指導員の先生を呆れさせてばかりいました。ヘタレな僕。
良い思い出にするつもりが白い目で見られる黒歴史に・・・。

妻は僕と違い、かなり生真面目に手を真っ黒にしながら磨いてました。
ううむこの姿勢、見習わねばです。

で、ようやく完成したそれは想像以上の輝きを放っていました。
正直傷だらけのプラチナを見ては「これは完成してもクオリティ低いだろうな・・」なんて
思ったりもしたのですが、まさかの出来栄え。市販品と比べても遜色ありません。

そんなわけで、僕18号、妻7号のマリッジリングがおよそ4時間で完成しました。
これを持ってバリ島での挙式に向かいます。

ちなみにこの日原宿のエッグスンシングスというお店でパンケーキを食べました。
一時、テレビでよく取り上げられていた頃に妻(当時彼女)と来たのですが
真冬の寒風吹きすさぶ中、表参道で1時間半ほど行列するという悪夢のような思い出しかなく、
妻の提案を受けて「また列ぶのか・・」と心配でしたが、今回はその人気もおちついてきたのか、
さほども待たずに入店することができました。

t.jpg

しかしこの意味わかんないくらいの生クリームの量。相変わらずです。
見た目からは想像できないですが、このクリーム、驚くほど口にすっと溶けていくのでとても食べやすいのです。
パンケーキ好きな僕にはまさにツボな味。
原宿によく行く方であれば、今は行列も短くなっているので一度は経験されることをオススメします。
味は評判になるだけはあり、かなりおいしいですよ!

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榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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