【日記】「よつばと!」を読んで思ったこと。

「よつばと!」という、5歳の女の子「よつば」が主人公の日常系漫画がありまして
この漫画を絶賛する友人Tに「面白いから読んでみて」と数年前に薦められた時、
一冊目を読んで、そのあまりにもドラマ性の無い平坦なストーリー展開に正直、

「これは一体どこらへんに面白さを感じたらよい漫画なのだろう」

と疑問に思ったんですが、最近になってなにげなく手にして読みなおしてみると
これが自分でも意外なほど、初見とまったく違う感想を持ちました。
面白い・・・!
この意識変革は僕に娘ができたことが直接的に関係してるのでしょう。

5歳児のフィルタを通して見ると日常のなんでもないイベントが
とても新鮮に楽しめるものなのだという発見が読んでいて痛快だと気付いたんですね。
主人公「よつば」の限りなくピュアでイノセントな言動。
ウチの子もしゃべったり走ったりするようになるとこんな感じだろうか、
といろいろと夢想するのも楽しかったりします。

僕の中でのその他の見所は、女性の多い華やかなお隣の綾瀬一家ではなくて、
よつばの育ての親にあたる小岩井さんとその友人ジャンボ、後輩やんだの
妙齢男性の掛け合いシーン。
言葉は極めてぶっきらぼうなんですが、仲の良さが伝わってくるこの感じ。
こういう人間関係って理想だよなぁと思いながら心地よい空気を分けてもらうように読んでます。

以上、「人の親になってから読み返すとまるで違った印象を受けた作品紹介その1」でした。

そういえば妻も、「最近妊婦さんやベビーカーを押す女性が街に増えた気がする」と
口にしてました。この激化する少子高齢化社会の中、そんなわけないのですが
見るこちら側の意識が変わったからそう思えるということですね。
テレビ番組でも、子どもが親に宛てた手紙を読むシーンなんかも、
今までより遥かに胸に沁むようになったと言ってました。

見る風景は変わっていないはずなのに、こちらの意識が変わったことで
そのものが持つ意味が変わってしまうというのは不思議な感覚ですね。

これはその2、その3もあるんだろうな。気付いたらこうして書き残していきたいです。

よつばと! (1) (電撃コミックス)よつばと! (1) (電撃コミックス)
(2003/08/27)
あずま きよひこ

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榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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