【日記】15年ぶりに大阪あいりん地区のホテルに宿泊した話。

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大阪のとあるテレビ局から出演依頼を頂いたので大阪に行ってきました。ロケで僕の好きな芸人さんとトークができて楽しかったです。放送日を聞いたので忘れていなければ事前告知したいと思います。

ロケが夜だったので、その日は大阪に泊まることにしました。宿はどこでもよかったのですが、ふと大阪芸術大学の通信教育学生だったころを思い出し、夏季スクーリングに当時使っていた宿をとってみることにしました。

新今宮駅から徒歩すぐ。あいりん地区に建つとあるホテルに予約を入れると、幸いにして空室がありました。当時24歳だったから15年ぶりです。外観はリニューアルされたのか白から紺色に変わっていましたが、近づくに連れ懐かしさがこみ上げてきました。

一泊2100円とリーズナブルなその宿は、15年で2400円に値上げされていましたが、それでも破格ですね。一部屋三畳一間とはいえ日本一高い商業ビルあべのハルカスから西に数百メートルという立地でこの価格。大浴場もついていて快適なんです。(使いませんでしたがサウナまである)

当時のお客は日雇い労働者の方が多く、この風呂場で僕は初めて「全身もんもん」という方を見て衝撃を受けた覚えがあります。朝ホテルを出ると決まってゴミあさりしているホームレスと目があったし、普通の歩道にゴロゴロ寝てる方をまたいで駅まで歩いたりといろいろカルチャーショックでした。

そんなホテルを15年ぶりに訪れてみてびっくりしたのは「いかにも日雇い労働者」な方は一人も見られず、白人、イスラム系外国人、中国人か韓国人と思われるバックパッカーの方ばかり。日本語がほとんど聞こえてこないロビーでサービスされたコーヒーを飲みながら隔世の感を禁じえませんでした。

当時、最寄りのコンビニは上半身裸の方が普通に闊歩していたのですが、今はそんなこともなく普通に清潔に運営されているし、朝ホテルを出ても誰も歩道に寝ておらず、駅前は鼻につく異臭が漂ってもいない。15年も経てば街はこんなに変わるんですね。

当時と同じ三畳の部屋でノートPCを広げて仕事をしながら、絵描きを夢見て布団の上でスケッチブックに鉛筆を走らせていた24歳の自分を思い出し、少しだけノスタルジーに浸ったのでした。おしまい。

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榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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