悲しい近況報告と本のレビュー。


このところ多忙で、がんばっていたのですが
がんばりすぎたらしく、腰とライフラインである右腕を故障してしまいました。
しばらく接骨院通いになりそうです。ショボン・・・。

8月に東京都中野区に東京事務所をオープンしまして
事務処理や作業ができる環境が増えました。
先日の堀江裁判なども東京事務所あったればこそ受注できた仕事でした。
おかげで東京→和歌山をいったりきたりな生活なのですが
移動時間が多いと本がたくさん読めてうれしいです。
さいきんいろいろ読んだので
簡単にレビューしたいと思います。

■「誰?who am I?」 渡辺謙 ★★★★★
大好きな映画「明日の記憶」の撮影日記のような本なのですが
渡辺謙の仕事に対する真摯さや、信条などが伝わってきて
読んでいてとても心地よかったです。
「病気に対する描写が綺麗すぎる」という批判もあったそうですが
さまざまな思惑があってこの描写に至った経緯なども分かって
裏話が好きな僕にはたまらない一冊でした。
渡辺謙がますます好きになりました。

■「国家の品格」 藤原正彦 ★★★★☆
言わずと知れた話題作です。かなり面白く読めます。
半分ギャグ本ではないかと思っています(笑)
普遍的といわれるグローバリゼーションに対する批判が
「チューリップは確かに美しいが、世界中の花をチューリップに
するわけにはいかない」と非常に明確な例えで綴られている辺り
共感を覚えます。

■「本気で言いたいことがある」 さだまさし ★★☆☆☆
さだまさしは大好きな歌手のひとりですが、この本は
あまりにもステレオタイプな意見が多くて序盤はうんざりしてしまいました。
「昔は町内にカミナリオヤジがいたけど、今はいなくなったから云々」みたいな
そんな語りつくされて手垢のついた手法の現代批判をこの人の文章で
みたくはなかったというのが正直なところです。後半の唄創作の
裏話はとても面白く読めました。

■「人は見た目が9割」 竹内一郎 ★★☆☆☆
これは容姿端麗な人間が得をするとか、そういう話ではなく
人と話すときでも、その人の姿勢とか表情で9割の情報が
相手に伝えられているというビュジュアルコミュニケーションのお話です。
自分の話を聞いている相手が身を乗り出していいたら「よく聞いてくれてる」
イスにもたれていたら「あまり聞いていない」とか。
読み終わって思ったのですが、全部あたりまえのことでした(笑)

■「感動をつくれますか?」 久石譲 ★★★★★
ご存知ジブリ作品や武作品の音楽を作っている作曲家です。
この人の音楽はとても好きですが、この人について今までちっとも知らずに
いました。この本を読んでびっくりです。
超絶タカ派毒舌オヤジでした!!
読んで共感すること多々。爽快な一冊で是非オススメします!

■「美しい国へ」 安部晋三 ★★★★☆
時期総理の処女本だそうですが、文章はわかりやすく
この人が普段おもっていることが明確に伝わります。
テレビをみているときの印象そのままの感じです。
真面目な感じでいいんじゃないでしょうか。嫌いではないです。
今のところ。

■「いわゆるA級戦犯」 小林よしのり ★★★★☆
よく調べて描いているなぁという感じ。非常に勉強になります。
いつものゴーマンさが無いだけでも、読みやすいんじゃないでしょうか。
意味も知らないで「A級戦犯」という言葉を使っている人には
是非読んでもらいたいです。

■「皇室入門」 渡部昇一/こやす珠世 ★★★☆☆
読んでみたけど、特に目新しい情報はありませんでした。
本当に入門編ですね。絵も綺麗だし、漫画なのでわかりやすくて
いいと思います。もうすこし歴史の流れを感じれるつくりになって
いればいいのになとは思いました。

■「世界の日本人ジョーク集」 早坂隆 ★★★★☆
これかなり笑えます。諸外国から日本がどうみられているのかが
わかるジョークが多く、いわゆる真面目・勤勉・お金持ちという偏見の
カタマリだったりするわけですが、こういうの大好きです。

■「文豪ナビ太宰治」 新潮文庫 ★★★☆☆
太宰治大好き人間な僕のような人にはたまらない一冊です。
若干美化しすぎてる感もいなめませんが、一旦惚れれば
あばたもえくぼ。この人の文学の魅力について熱く語る
人々の文章に共感とはずかしさを覚える一冊です。

■「手紙」 東野圭吾 ★★★★★
「白夜行」以来読むのは二冊目ですが、この人の文章も
とても心地よく心に届きます。殺人を犯してしまった兄、
その弟におくられてくる手紙はもう涙なくしては読めません。
読書中、「世の中に悪い人はいません。悲しい人がいるだけです」
という某写真家の言葉が思い出されました。
とても重い気持ちになりますが、人間について、社会について
犯罪についての作者からの問いかけが、深く考えされられる
感動名作だと思います。近く映画化されるそうですが
こちらも楽しみです。

ちかごろ読んだのはこんなところでしょうか。
ひょっとしたら抜けてるのもあるかも・・・
昨日、東野圭吾の新作「赤い指」を買ってきました。
これから読むのがとても楽しみです。

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

最新コメント
最新記事
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター