2月2日


時計の針を見ながら思う。
今過ぎた一秒はもう戻らないのだなぁ、と。

時は全てを変えていき、そして前にしか進まない。
確実に僕も変わっていき、このところ精神的なそれを強く感じる。
前までの価値観でモノを見なくなった。
新しい価値観でモノを評価、批評している僕がいる。
どちらが正しいという話ではなく、
間違いなく「変わっている」と強く強く感じる。
このまま変わり続けるのだろうか。
それともある時期を境に安定するものだろうか。

大人は汚い。

そんな言葉を耳にする度、「それは違う」と思う。
子供のままでいる大人が「醜い」のだ。
大人になれていない大人が「汚い」のだ。

大人になるとは、自分のことを勘定に入れる前に
人を思いやれる心を持つということ。
だから大人になるということは、本当は素晴らしいことであり、
歳を重ねるごとに人はその美しさを増して行くべきものだと思う。

ふと、子供のままのような自分に気づく。

本を読んで得た知識をさも自分の知恵のように披露する自分。
狭い世界しか知らぬくせに、全て知っているかのような顔をする自分。
他愛も無い経験に基づいた「結論」のようなものを自慢げに話す自分。
無い知識で飾って「今の自分以上」に見せようとする自分。
人の言葉をまるで自分の言葉のように話す自分。

嗚呼、僕はなんと小さい人間であるのか・・・。
しかし、まずそれを自覚することが重要であるし、
それが良いほうに変わっていくための最初のステップだと思う。

所謂「世間」が発する様々な情報に頭がくらくらすることもあるけれど、
惑わされること無く、確かな一歩を歩んで行きたい。

25を過ぎてからこの5年、本当に時が経つのが早かった。
きっとこれからますますその加速度を増すのだろう。
時計の針はしかし、一秒ごとに確実に意味深く進んでいるのだ。

そんなことを取りとめも無く思う今日、また一つ歳を重ねました。

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榎本よしたか

Author:榎本よしたか
フリーランスのイラストレーター兼法廷画家です。書籍やテレビ番組用に絵を描いています。アコースティックギターと歴史雑学が好きです。

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